世の中に数多くの職業・職種がありますよね。
「営業職」でも、相手が法人・個人なのか、新規営業・ルート営業なのかとか。
転職のときにも多くの職種をみてきました。
経理・人事などの事務職。
メディアや広告などを扱う広報。
店長経験を活かせそうなリーダー職。
最初の面接は、(他社の)【購買職】でした。
そして現職で就いたのが、工業分野の購買職でした。
購買職を選んだワケ

前職は飲食業だったこともあり、お客さんや取引先と話すことは苦ではありませんでした。
アルバイト時代からサービス業に携わってきたこともあり、ほかの業種をやってみたいなと考えていました。
現職に就く前から、個人事業主としてネット物販をしていたこともあり、安値で仕入れる方法とか知れるかも!という考えもありました。
転職活動中は、職種を調べる物の、数が多すぎて把握することは困難でした。
とりあえず企業に応募しながら、応募した職種について調べるという後手なやり方。
最初に面接をおこなったのが、【購買】という職種でした。
購買の仕事内容

読んで字のごとく、仕入れ担当だと考えていました。
いままでも仕入れ業務をこなしてきたので、自分ならできると思い応募。
しかし、世の中そんなに簡単な仕事はありません。
必須の購買業務
購買・資材調達とは、自社製品の製造に必要な資材(材料)や日常業務において必要な備品等、企業活動において必要となるあらゆる材料を仕入れる仕事です
出展:マイナビ転職
学生時代にもお世話になったマイナビからの抜粋です。
資材や備品の買い付け・管理が主な役割と認識しました。
足りないもの・必要なものを買いそろえて、現場にパスする業務。

今までもできていたし、それの延長で仕事になるならできるやん!
購買職は、企業にとって必須レベルの職種です。
大切だが、そこそこ難しい業務
価格交渉。
利益を確保するためにコスト削減を目標とした業務です。
値上げラッシュが続く昨今では、なかなか一筋縄では完遂できない業務です。
大量購入によるボリュームディスカウントが有名ですが、それ以外の方法も模索していかなければなりません。



こちらからのアプローチで価格を下げられれば業務成功。
アプローチ内容が難しいです。
ミスるとヤバイ業務
納期管理。
会社の納期は1週間程度や1年後のように、めちゃくちゃ範囲が広いです。
仕事の合間にも新規の依頼が舞い込んでくるので、スケジュールにスケジュールを割り込ませる日々です。
- 優先順位が混乱する
- 管理業務が膨大
- 数か月後の依頼を忘れる



月に一度、生産会議があるので、そこで頭の整理と現状把握を共有しながら確認していきます。
優先順位の混乱
作業中に新規の依頼が入ってきます。
- 進行中の作業を一旦止めるべき内容なのか
- 新規の依頼の作業時間はどれくらい必要なのか
うちの場合、進行中の作業の合間に新規の発注案件や取引先が来社されたり、工場からお呼び出しをされるなど、横やりの連続です。
優先順位を間違えると、自分・社内・相手先のいずれかが困ることになります。



まだ新入社員の僕は、一旦手を止めて作戦会議に入ります。
上司に優先順位の相互確認は徹底します。
それでもパニックなのが現状です。(笑)
管理業務の多さ
主に購買として管理する主な項目は3つ
- 発注物の納期管理
- 納品物の検品・出庫作業
- 価格管理
作り手のサポートの一環として、納入物の日程管理と検品作業があります。
企業の利益確保のためにも価格はつねに目を光らせています。
希望の期日に、期待する仕入れ値で、依頼通りの品物が届いているかを調査します。
もちろん間違いがあれば取引先に連絡して修正依頼という業務が発生します。これで納期管理業務が再発生です。



いつから完遂したと錯覚していた?て感じです。
まとめ
購買はどの企業にとっても必須といえる職種です。
- 良いものを安く手に入れる
- 客先の希望納期にあわせた工程管理
- 商品に不備がないかのチェックと、その後の対応
自分主体な仕事ではありません。
ヒトを・企業をサポートする仕事内容です。
しかし、やりがいはしっかり感じられます。
- 作複数のプロジェクトの進捗を確認できる
- 社内外とのやり取りが多く、飽きるところがない
仕事の流れ・会社の流れが見えてこないと、なかなか管理したくてもイレギュラーの対応であたふたすることもあります。
頭が追い付かなくなったら、現場確認という名目で息抜きもできます。(実際に確認にも行きます)



購買の仕事は、奥深いですよ。
コメント