29歳妻子持ち。
飲食業から工業に未経験転職。
妻のふるさと「京都」で新しいスタート!
と切り出してみたしたが、そりゃもう不安だらけですよ。
仕事に対しての不安は、未経験であること。
工業って、ネジとか使うやつ?ぐらいの感じで転職。
モノづくりにとことん縁がない生活をしてきたんですよ。
一応大人になってからバイクに乗りだしたので、ボルトを閉めたりパイプを切ったり〜とかはしたことあるんですが
自分の所有物とお客さまへの商品て、気持ちが全然違いますよね。
適当なものを売り上げるわけにはいかないし、会社の仲間たちの会話についていけるようにしないと仕事にならない
当たり前のことなんですが、なんせ未経験。覚えることばーっかり。
自分の仕事を話す前に、自分の業界についていけるように勉強していきます!
工業初心者の、工業初心者による、工業初心者のための、解説記事となっています!
これだけ知っていれば(僕は)最低限仕事ができます。
配管やホースを繋ぐためのパーツ
継手8種類を写真で理解する
ほぼ勉強のまとめです(笑)
継手(ツギテ)
身体で例えると間接みたいのもので、気体・液体・粉体などが通る管やホースの役割をする部品のことを継手という。
大きく”配管部品”に分類されている。
「配管 継手」でググればたくさんの部品や企業名が出てくる。
継手にはネジが付いていて
ネジが外側に付いているものを雄ネジ(外ネジ)
ネジが内側についているものを雌ネジ(内ネジ)と呼ぶ。
だいたいはオス・メスと表記されているが、少し古めの参考書などの資料には外ネジ・内ネジと表記されている。
外・内と書いていても、見ないとわからないので、写真と部品の名称も合わせて覚えていく。
まっすぐな継手3選

名称:ニップル
ネジ:オス×オス
同径異径アリ

名称:ソケット
ネジ:メス×メス
同径異径アリ

名称:ブッシング
ネジ:オス×メス
同径異径アリ
配管を直線でつなぐ部品をまとめてみた。
ニップルのように、螺旋上のネジ(ネジ山)が外側に見えているものをオスネジ(雄ネジ)
ソケットのように、螺旋上のネジ(ネジ山)が内側に見えているものをメスネジ(雌ネジ)と言う。
会話ではオス・ネスのみで、ネジという単語は省略される。
直線ではない継手3選

名称:エルボ
ネジ:オス×オス・メス×メス・オス×メス
同径異径・オスメス混合あり
肘を英語でエルボーということから多分なづけられたエルボという部品。
今回の写真は、左がオス×オス、右がメス×メス。
メス×メスのエルボを「ねじ込み式」
オス×メスのエルボを「オスメスエルボ」または「ストリートエルボ」と呼ぶ
オスメスエルボは見た目からわかるが、正式な名称はストリートエルボみたい。会社によって言い方違うけど、いみは一緒。

名称:チーズ
ネジ:メス×メス×メス
同径異径・オスメス混合あり
英語てTEE(S)という言葉がある。意味は「Tの字」。
オスメス混合タイプは僕は見たことがないので、特注が多いかもしれません。

名称:クロス
ネジ:メス×メス×メス×メス
同径異径・オスメス混合あり
十の字だけど、交差してるからクロス。見た目のインパクトでもなんとなく覚えられる。
オスメス混合は見たことないので、特注が多いかもしれません。

僕の会社でみかけるのはチーズとクロスの2種類だが、クチ(メスネジ)が五個や六個なども存在するらしい。
あまり使う機会がないのでウチは在庫としては保管していないみたい。
フタする系の継手

名称:プラグ
ネジ:オス

名称:キャップ
ネジ:メス
液漏れ防止のためにプラグにはシールを巻いたり、キャップにはパッキンをはめたりもします。
フタの役目を果たす継手。

もう一つフランジと呼ばれる平たい円形の継手も有名なのだそうだが、僕の会社では出番はないのか在庫としては見当たらりませんでした。
まとめ
主に使われる継手について解説しました。
僕は継手の名前も、ネジにオス・メスがあることも知りませんでした。(会話の前後から連想して理解してましたが)
資材表(製品組み立てに必要な部品リスト)にニップルやエルボが頻繁に載っていたので、名前と部品の形は覚えましたが
エルボ一つにしても、自在エルボ(ネジの向きが360度変えられる)など派生した継手があり、大変です(笑)
今回フタの役目をする継手に、シールとパッキンという名前がでましたが、その解説記事もありますので、ぜひご覧下さい(^▽^)/

本日はここまで!ありがとうございます。
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