- 転職を考えている
- リクルートエージェントの使い方を知りたい
- リクルートエージェントの体験談を知りたい
転職先をちゃんと探せるか不安ではないですか?
転職を考える人にとって、求人情報を探すことは重大な仕事であり、おろそかな情報収集はできません。
僕は転職活動の際に、リクルートエージェントに一番お世話になりました。
しかし利用開始するまでにはいくつかの問題があり、簡単なようで簡単ではありませんでした。
今回は実際にリクルートエージェントを利用したぼくの経験を、活動開始から転職終了までを解説していきます!
登録方法
まずは登録の流れから。
工程は多く見えますが、今後変更することが無い項目なので事前準備のために確認していきましょう!
申し込み内容
申し込みは最初の画面から始まります。
三段階の申し込みを経て、面談予約にたどりつきます。
最初の申し込み内容は次の5項目。
項目 | 選択内容 |
---|---|
転職希望時期 | 今すぐ~12カ月以内など |
希望勤務地 | 全国~国内指定、海外も。 |
直近の業種 | 12の大カテゴリから選択 |
直近の職種 | 10の大カテゴリから選択 |
直近の年収 | おおまかな数字でOK |
転職希望時期
どの転職サイトやr-じぇんとを利用しても、必ず聞かれます。
今すぐ、3・6・12カ月以内、未定と選択できます。
6カ月以上の選択は、転職志望度が低いとみなされやすい
リクルートエージェントのサービス期間としては、3カ月を目途にしています。
理由は内定がでるまでに3カ月程度で転職できると統計があるため、サービスの目途を立てているんですね。

もちろん、3カ月経過してもサービスは受けられます
勤務希望地


ここでの選択は1カ所のみです。
実査にサービスの利用が始まれば、追加できます。
全国~都道府県ごとに選ぶことができ、東京にいたっては23区内と23区外と選べます。
求人の多さが予想できますよね。
また、海外を希望することも可能。
この国!とは選べませんが、幅広いに求職者に対応可能なのはありがたいことです。



僕は京都を選択しましたが、面談終了後からは大阪府も候補地に入れました。
直近の業種
12の大カテゴリから選び、小カテゴリで細かな業種を選択します。
たとえば、マクドナルドはンバーガーなどの食べるものを販売してるので、飲食業。
飲食店や製造業などに、商品を大量・多額に販売する業種を卸売業などがあります。
自分の会社が何を売っているのかを知ることで、業界のすみ分けがはっきりします。
直近の職種
10のカテゴリから選び、中カテゴリ、小カテゴリへと細分化された業種を選択します。
職種とは、個人が実際に行う仕事を意味します。
たとえば、飲食業で働いてる人だと、販売(大カテゴリ)→外食(中カテゴリ)→店長(小カテゴリ)。
飲食業→経理→監査役などが職種になります。



僕の場合は、サービス業→飲食業(業種)
販売→外食→店長(業種)というカテゴリで登録しました。
業種と職種でエージェント(担当者)が振り分けられます。
なので自分の強みを理解してくれる担当者を呼ぶためにも、正確な情報を提示しましょう!
直近の年収
万単位で記載します。
細かく書いてもあまり意味がないので、「550万」ぐらいで大丈夫です。
年収を盛ってもあまり意味がなく、実際の面接などでも提示する情報になりえるので、嘘にならない程度で記載しましょう。
メールが届く
上記の申し込みの最後にメールアドレスも登録します。
同意して次へを押すと、申し込みのメールが送信され、すぐに本人確認のメールが届きます。
メールに届くURLを開くと、個人情報を登録していく画面に変わります。
すべて入力がおわると、面談の申し込み画面に進み、終了です。
7日以内にサービス利用開始の知らせが届きます。
面談
自分の転職を、赤の他人に相談することに躊躇する人は多いはずです。



僕も面談してまで使うサービスなのかなと、登録しながら一度立ち止まりました。
面談して何を話すの?と考えたり、他の求職者もいるのに自分の転職に集中してくれなさそうと考えてしまったからです。
なので、実際の面談で話した内容をピックアップしました!
活動状況の確認
サービス申し込みで登録した内容の確認や、追加の確認作業が面談になります。
しかし一方的な質問に答えるだけの時間ではありません。
僕の場合に感じた面談内容をまとめました。
職務経歴書の提出



いやいや、転職活動がいまから始まるのに、職務経歴書なんてまだ無いよ!
大丈夫です。僕は職務経歴書という名前をこの時初めて知りました。
面談の前に資料の提出を促されます。
- アンケート
- 履歴書
- 職務経歴書
アンケートについては、自分の口からは言いにくいことや聞きにくいことを記述できます。
例えば家でオンライン面談をする際、家族に聞かれたくない事情もあると思います。
可能な限り求職者に負担をかけさせないのが、アンケートの良いところですね。
履歴書と職務経歴書を初めて書くという方もご安心を。
フォーマットは用意されているので、感じたままに記入していきましょう。
実際に企業に応募するまでは何度でも修正が可能です。



僕は20回近くは修正しました
(提出は任意です。しなくても大丈夫ですが、余計に時間がかかるかもしれません)
転職理由
当然ながら、聞かれます。実際の面接でも120%聞かれます。
しかし嘘は必要ありません。
あなたが転職したいなと思った理由を素直に話しましょう。
自分勝手な理由を話しても構いません。
転職したい気持ちが本物なら、企業の方にもわかってもらえる様に言葉を紡いでくれます。



僕は子どもが生まれてもっと一緒にいたいから、勤務時間が短くなる転職をしたい。
なんなら昭和の家族みたいな暮らしが理想だから叶えたい。
と話しました。
職歴や経験など
大した事してないな・・・
悲観的になることはありません。
家を建てる大工仕事、あなたは実際に家を建てれますか?
銀行の窓口業務、お客さんやクレーマーの対応をしながらお金の計算や処理をミスなく行えますか?
自分のやってきた業務なんて、簡単で誰でもできる仕事と思っているのはあなただけです。
当たり前にやってきたことを掘り下げれば、あなたがやってきた業務の価値が見えてきます。



僕は接客・販売がメインだったけど、接客の時に大事にしてた気持ちを思い出しながら話しました。
お客さんの立場に立った商品提案をしてきたんだなと、この時思い知りました。
質問コーナー
事前アンケートで答えたことや、面談の中で感じたことを素直に聞きましょう。
僕は事前アンケートで、事務職(経理や総務など)を希望していました。
運よく担当の方が前職が銀行マンだったこともあり、経理の仕事についてや簿記などの資格の必要性について感じたことを聞くことが出来ました。
もし自分が考えていた通りに経理の道に進もうとしていたら、経理は電卓をたたいて提示で帰るだけの仕事と思ったまま転職活動をしていたと思います。
知らない世界を教えてくれる存在が、エージェント(担当者)なのです。
リクルートエージェントでは、キャリアアドバイザーが業務内容を詳しく伺い、掘り下げて質問することで、一人ひとりの強みを引き出すお手伝いをします。また、企業ごとの特色だけではなく、面接で注目しているポイントや、過去にどんな人がプラス評価・採用されているかなどの情報をお伝えすることも可能です。面接対策が自分一人では難しいと感じる方は、ぜひご活用ください。
※ただし、ご経験・ご要望によっては、サービスをご提供できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
リクナビエージェント
所要時間
約1時間です。
僕の場合でも1時間かからないくらいで終わったので、いつまで面談するんや・・・などの不安はありません。
むしろ不安を抱えている側なので、1時間なんてあっという間に過ぎます。
質問コーナーなども含めて1時間程度なので、聞くことが思いつかなければ早めに終わるかもしれません。
僕は初めてのちゃんとした転職だったこともあり、エージェントの方がよくある質問などもリードして教えてくれました。
面談方法
オンラインとオフラインの面談が選べます。
対面の場合、リクルートのオフィスで行われます。
オフィスは全国にありますが、各都道府県にあるわけではありません。
コチラで確認できます。



僕は大阪支社or神戸支社が最寄りになりましたが、
出勤前に面談をしたかったのでオンラインで面談をしました。
オンライン面談はスマホに電話がかかってきました。
本人確認で登録した電話番号です。
服装は私服ですが、可能な限りフォーマル(無地のTシャツとか)で行いました。
顔出しは自由です。
担当者について
担当エージェントは、様々な条件で割り当てられているようです。



僕の場合は、「20代・サービス業・他業界への転職を希望」というカテゴリだったようです。(担当者談)
また、担当者を変更したり、希望したりすることも可能のようです。
例えばIT業界に詳しいエージェントなど、転職先がステップアップになる方などは嬉しいサービスですよね。
リクルートという「大手職業斡旋企業×求人数No.1×専門性のあるエージェント」は大きな強みです。
面談をしない選択
一応、面談をしないという選択もあります。
しかし転職エージェントを利用する最大のメリットは、正確な情報を得ることです。
新しい職場の情報や企業レベル、他の求職者の動きなどをエージェント側は知っていることが多いです。
情報源を作らないのなら、あまり転職エージェントを利用する意味はありません。
それでもリクナビエージェントは求人数が業界No.1なので、利用する価値はあるのですが・・・
求人紹介
リクルートエージェントの最大の魅力の1つは、求人数の多さです。
面談が終わるころには、いくつか求人が紹介されています。
〇×△の3択で興味の度合いを提示していきます。
面接である程度希望を伝えても、完璧に理解することは不可能です。
なので求人数の多さを武器に、まずはエージェントが汲みった内容で求人が紹介されてきます。
徐々に自分の希望にあった求人が紹介されるようになります。
書類添削


転職する際には、応募書類が存在します。
- 履歴書
- 職務経歴書
応募書類は、顔を知らない人を判断する材料です。
書類選考を通過しないことには、自分の魅力を口で伝えることはできません。
リクルートエージェントでは、選考の通過率を上げるために書類添削を行っています。
進捗の確認
応募書類を初めて書く人には、職務経歴書の作成は難しいと思います。
僕の場合、職務経歴書が進まないまま求人の閲覧ばかりしていたため、エージェントの方から連絡が届きました。
始めたてだから気にかけてくれているのもありますが、求人をお気に入りするだけでは転職はできません。
リクルートエージェントでは、メールや電話で具体的なアドバイスをもらうことができます。
転職をしたいのなら、使えるものはすべて使っていきましょう!



僕は電話でアドバイスをもらいました。
電話時間は10分程度でしたが、応募しても問題ない形に作り上げるサポートは心強かったです。
職務経歴書
職務経歴書は履歴書の内容を細かく説明した資料になります。
自分では当たり前と思っていた仕事内容や仕事への姿勢を、言葉として目に見える形にする作業。
採用条件を実は満たしていたのに、表現でいなかったゆえに選考に落ちるなんてことはもったいないです。
職務経歴書に自信が無い人は、ぜひ書類添削を受けることをオススメします。
リクルートエージェントの書類添削を受けるメリットは大きく3つです。
①見逃しを防ぐ
- 自分では当たり前と思っている経験やスキルは、実は多いんです。
- 自分では気づいていないけど、強みになる経験やスキルも多い
あなたのやってきた仕事は誰でもできたかもしれませんが、あなたがやってきたことに意味があります。
せっかくアピールできるものをアピールできないなんてもったいないですよね。
②効果的な表現方法を一緒に考える
ただ実績を話すだけでは、聞いてもらえても伝わるとは限りません。
- 数字の使い方
- 話の展開の仕方
- 志望業種(業界)ごとのアピールポイントの変更
さまざまな視点から、伝わる書類作成を手伝ってくれます。
③過不足を減らせる
エージェントに相談すればするほどアピールポイントがあふれ出してきます。
伝える内容が多いほど自分をよく知ってもらえるかもしれませんが、そうもいかないのが現実です。
職務経歴書はA4の紙2枚分が一般的な提出枚数です。
2枚の紙に詰め込めば、醜い資料の出来上がり。
少なすぎれば、あなたの実績はこれだけ?アピールする気あるのかな?と思われます。



職務経歴書の内容はA4用紙2枚分。
書くには多く感じるかもですが、アピールするには少なく感じがち。
相手に伝えたいことを絞りましょう!
書類添削の流れ
キャリアの棚卸は、あなたにしかできません。
エージェントは棚卸の手伝いをしてくれますが、棚卸の用意とまとめはあなたの仕事です。
書類添削の流れはこんな感じです。
受ける前に、まず自分の中でキャリアの棚卸を行います。
頑張った仕事を思い出してください。
それを5W1Hで考えると、より相手に伝えることが簡単になります。
WHEN | いつやった仕事? |
WHERE | どこでやった仕事? |
WHO | 誰のためにやった仕事? |
WHAT | どんな仕事をした? |
WHY | なぜその仕事が必要だった? |
HOW | どのように仕事を進めたのか |
エージェントとの面談は時間が限られています。
この表を元に書き出すだけでも、エージェントとの面談はスムーズになりますよ。
事前に提出した職務経歴書をもとに話を展開させていきます。
エージェントが良いなと思った部分は徹底的に掘り下げて質問してくれます。
特に思いつかなくても大丈夫です。
空欄で提出していても、当日一緒に考えてくれます。
リクルートエージェントで書類添削を受ける最大のメリットは、丁寧なヒアリングで自分だけの職務経歴書を作れることです。
書類添削がおわると、エージェントから清書した文面が送られてきます。
注意するのは、送られてきた文面をそのまま使用してはダメです。
いくらヒアリングして書き上げたものでも、あなたの経験を完全に描写することは不可能なのです。
書類添削後に送られてくる文面が、あなたの経験とそん色無いかを確認して、自分の言葉で書き直しましょう!



あなたの経験はあなただけのモノですよね。
面接でも必ず話すので、自分のモノにしてしまいましょう。
求人について
リクルートエージェントの求人数は約36万件。
業界トップクラスの求人数です。
また非公開求人という、限られた人に紹介される求人が約27万件あり、仕事探しには不自由しなさそうなのが想像できますね。
(公開・非公開ともに2023年3月現在)
当然未経験可や、管理職候補など、あなたが求める求人も見つかるはず。



エージェントに相談しながら丁寧に探していきましょう。
求人票
リクルートエージェントではどんな求人票が見れるのでしょうか?
求人数が業界トップクラスの求人票はとても分かりやすい内容になっています。
すべてリクルートエージェントが求人企業にヒアリングした内容となっているので、気になるポイントがあればエージェントに確認ができます。
さっそく、求人を見ていきましょう!
※今回紹介する求人をオススメ・斡旋するわけではないです。あくまで参考例です。


今回は新着求人から引っ張ってきました。
まず見出しには検索の際にヒットする業種が載っています。
今回だと「物流・購買・貿易。店舗開発」が業種にあたります。
見出しには最低限の情報が載っているため、パッと見で希望に合うかが分かります。


ここから募集要項や給与など、細かい条件が掲載されています。
ひとつひとつカテゴリわけされているので、しっかり見ていきましょう。


配属先情報と求人の詳細がまとめられています。
求人票のページには、同じことが何度か書かれていることがあります。
最低ラインが上記の内容です。
ステップアップ転職などでは、給与交渉も可能ですし、ほかの職種を相手企業から提案されることもあります。


企業情報も見れます。
転職にもとめる条件がクリアしていても、企業がちゃんとしているかなんてわかりません。
働く企業のことを少しでも知ることは安心につながります。


みた求人の企業が、他の求人を出していることも珍しくありません。
求人の併願も可能なので、働きたい企業であるならぜひチャレンジしてみることをオススメします。



企業への質問は、匿名で行ってくれます。
応募してからでも質問はできますが、返事はそこそこ時間がかかるので要注意です。
合否の連絡
求人に応募すると、合否すべてお知らせしてくれます。
書類選考の場合
書類選考の通過は、なかなか厳しいこともあり、心がくじけるかもしれませんが、円が無かったと思って次に行きまし書類選考で落ちた場合、こんなメールが届きます。


ダイジェストのようにまとめて送られてくるので、むしろ笑えました。
書類選考は約1週間程度で返事がきます。
面接の日程管理は担当エージェントとは別の方が行っているようなので、すこし回答が届くまでに遅れが生じます。
面接の場合


多くの企業は、2回以上の面接を設定しています。
一次面接はオンラインのところが多く、二次面接からは対面です。
もちろん面接がダメだった場合にもエージェントからメールは届きますし、電話も届きます。
通過した場合


書類選考などを通過すると、二次・三次面接の日程調整のメールが届きます。
企業側から日時を指定されてることが多かったですが、範囲が設けられているため、第一希望第二希望と、複数回答することが出来ます。
日程がどうしても難しい場合は、エージェントに連絡して希望日時を伝えてもらえます。
まとめ
リクルートエージェントの利用についてまとめました。
僕はリクルートエージェントから150以上の求人に応募して、実際に10社程度は面接に進めました。
なにか困ったらエージェントの方にすぐ聞けるのは、転職者にとってありがたい存在です。
リクルートエージェントを利用していなければ、応募書類なんてまともに書けなかったし、面接の準備もまともにできていなかったと思います。
転職は孤独な戦いです。
しかし一緒に考えてくれる人がいます。
転職が気になっているのなら、一度相談してみてはいかがでしょうか。
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