【簿記3級】文系男子が独学で合格した方法まとめ

  • なにか勉強のきっかけが欲しい
  • 家や会社での数字の意味を分かるようになりたい
  • 転職やスキルアップにつながる一歩が欲しい

大人って勉強しなくて羨ましいなぁて思ったこと、ありませんか?

確かに義務教育のようなことは無くなりましたが、勉強をしないと社会に置いて行かれる実感が生まれます。

僕はもともと算数が苦手で、正の数負の数でいきなりつまずいたことがあります。

中学一年生の最初に学ぶ分野で理解できないなんて、苦手にもほどがありました。

そんな文系男子の僕が、転職するときに取得した資格【簿記3級】に合格した経験をお話します。

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資格を取得まえ

勉強時間は必要

資格の取得って、当たり前ですが勉強です。

簿記三級は比較的に取得できると言われてますが、当然不合格になる人もいます。

数字に興味をもてなかった

  • 高校までは英語と歴史が得意。
  • 大学は映像を学び、文系も理系も関係ない学問。
  • テレビ番組のAD→飲食店の社会人経験

社会人になってから数字を触る機会といえば、会計のときか売上の集計のときくらい。

例えば、売上や利益・原価率などを触ってきましたが、数字の意味や会社への影響などを理解してはいませんでした。

知らなくても会社の上層部の人たちが勝手に計算をして、勝手に納得して終わっていたので、売ってればいいやという考えです。

お金=使うものではない

大人って勉強しなくていいと思っていたけど、知らないで済むほど世の中甘くないなと感じることが増えていきました

株式を始めた当初は、「安く買って高く売るモノ」程度の認識でスタート。

しかし、配当で生活費を賄うという考え方を知り、株式を「モノ」ではなく「資産」という解釈をする機会になりました。

つね

現金以外が資産?

株式の取引が、お金は使って無くなるものではないことを教えてくれました。

会社の成績を理解したい

簡単に売り上げが上がっているというのは、売上前年比などで感覚的には理解できます。

また、自分で発注した商品の仕入れ値を把握していれば、原価がわかり、粗利がわかります。

しかし、本当に儲かっているのか?そこを知りたければ、方法は二つ。

  • 決算書を見る
  • 自分で理解する

決算書は必ず作成されますが、社員の目に届くことは基本ありませんでした。

質問しても、細かい説明はなく、良かったか悪かったかの二択ぐらいの回答。

じゃあどうやって会社の業績を判断するのか。

つね

自分で必要な資料を集めて、理解するしかない!
そして業績の邪魔をするポイントを探そう。

(経理部などがない会社だったので、自分でなんでもやっていました)

使用した教材

僕が使った教材はこの3つ。

みんなが欲しかった!シリーズで合格しました。

アプリなどで購入もできますが、何度もページをめくって確認することが多いので、紙のほうが見やすいです。

最新の教材でなくてもOK

僕は第七版の三年ほど古い教科書を使用しました。

しかし、試験範囲はつねに見直されているので、最新の書籍を手に入れることをオススメします。

本番で知らないは通用しません。

問題集くらいは最新のものを用意

教材は古いものを使っていましたが、問題集だけは最新のものを使用していました。

簿記三級の試験範囲は年々改定されているので、二級の内容が三級に降りてくることもあります。

問題の回答方法は大きく変わることはありませんが、選択肢の表現が三級に望ましくないみたいな理由で外されることもあります。

とにかく理解のススメ

問題集は二種類使用しました。

最初は『みんなが欲しかった!』シリーズで行くつもりだったのですが、問題慣れが出来ていないと感じたからです。

結果的に、大原学園が出版している教材の解説が分かりやすく、理解がすすみました。

人によって物事の解釈が異なるのと同じで、先生によって説明の仕方が違います。

苦手問題はとくに、複数の講師の解説を見て考え方を整理するようにしました。

勉強時間

勉強期間は約3カ月。

勉強時間は、週10時間程度。3カ月で約100時間かと思います。

息子が生まれてからの取得だったので、多くは時間が取れませんでした。

それでも、簿記三級の平均勉強時間は100時間といわれているので、並みの理解度なのでしょうか。

つね

理解できていない単元があると、確実にあとでつまづきます。。。

企業の数字は理解できる?

簿記三級で企業の数字は理解できるのか

なんとなくは理解できます。

三級での勉強内容は、企業間のお金の流れを把握することです。

なんとなくは理解できるけど、今後の予想はどうなの??という観点で、微妙度が増します。

大きな会社になるほど、必要なのは簿記二級だということが見えてきます。

2種類の簿記を勉強する二級では、数字から会社の状況を読める力が育まれます。

転職の際も、簿記二級または同等レベルの実務経験が条件なことも多くありました。

しっかりと企業のお金・将来を観れるようになるのは二級の勉強が必要なことが分かります。

転職に活きた

僕は簿記三級を取得した直後に転職先が決まりました

運転免許や語学の資格はあったものの、社会人で初めての資格。

誰でも取れると言われる資格ですが、自信がついたことは確かです。

実際に今の業務では簿記の知識も使うので、勉強してよかったです。

企業のお金の動きがしっかりわかるレベルの資格ではないですが、簿記は知ってて損ではないことは確かな資格の一つです。

簿記三級独学で合格まとめ

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